6月20日(土)、ホテルプラザ勝川において、「第23回教育懇談会」が開催され、120名の保護者が参加しました。
第1部は、ドキュメンタリー映画「わたしたちはふつうコンプレックス」監督・プロデューサーの佐治真紀氏による、「わたしたちはふつうコンプレックス」と題しての講演がありました。私たちは無意識のうちに「ふつう」という見えない枠に縛られがちですが、佐治氏はその処方箋として、コミュニケーションにおける「会話」と「対話」の違いを明快に説明されました。講演を通して、価値観が同じ人同士の情報交換である「会話」にとどまらず、価値観が異なる人達が、お互いの価値観や背景を認め合いながら言葉を交わす「対話」を重ねることこそが、他者や自分自身を深く理解する一歩になると強く実感させられました。情報が溢れ、価値観が急速に変化する今、一人ひとりが「ふつう」を問い直してみるための、多くのヒントと温かいエールをいただいた貴重な時間となりました。
第2部は、河合塾の進学アドバイザーであり国家資格キャリアコンサルタントでもある後藤知貴氏による、「最新大学入試情報:大学が変わる、入試が変わる ―保護者の時代と何が違う?―」と題した講演がありました。まず、「数字で見る受験環境の変化」についての解説では、保護者世代が経験したかつての「受験の常識」が今や通用しない現状がデータをもって具体的に示されました。続く 2026 年度入試の動向については、国公立・私立それぞれにおける最新の分析が共有されました。最後に後藤氏が強調されていたのが、「後悔しない志望大学を選ぶために:目標は明確に」という点です。「大学で何を学び、将来どう生きたいか」という確かな目的意識を持つことこそが、ブレない受験勉強の原動力になり、変化の激しい入試を勝ち抜く鍵であると深く納得させられ、大変参考になる講演となりました。

第1部の様子(佐治真紀氏)

第2部の様子(後藤知貴氏)

